東日本大震災復興支援「Arts Action 3331」参加企画
「東京の人へ、東北報告会 その2」
日程:2011年5月15日(日)16:00-18:00
会場:3331 Arts Chiyoda / 1F ギャラリー
料金:無料
会場:1F メインギャラリー
報告者:小森はるか、瀬尾なつみ(東京芸術大学院美術研究科修士1年)
ゲスト:石鍋博子さん(ワンピース倶楽部代表)、遠藤一郎さん(未来美術家)
東北での震災へ向けて、今後の活動や現状を報告する会として3331にて第2回目を開催致します。
東北各地でボランティア活動をしてきた小森はるか/瀬尾なつみからの報告と、大船渡市にて「アーティスト炊き出し」などの活動をされている石鍋博子さん、何度も現地に足を運びボランティア活動をされている遠藤一郎さんの活動をお聞きしながら、報道とはまた違った現状をそれぞれの視点からお伝えすることができればと思っています。
来場者の方々も一緒に震災に対しての向き合い方を考える場として、また、こういった会を継続的に開いていきたいという思いで第2回を企画致しました。
前回参加された方も、もちろん今回はじめてという方も足をお運び頂けたら幸いです。
<問い合わせ先>
komori.seo@gmail.com
080-6972-8989(代表)
ブログ:http://genjouhoukokuno2.blogspot.com/
東日本大震災により亡くなられた多くの方々に謹んでお悔やみを申し上げますと同時に、被災された皆様に改めまして心よりお見舞い申し上げます。
これまで3331では、東京のアートセンターにできることを館として、また携わるスタッフ一人一人が個人として模索してきた50日間でした。そしてこれからも引き続き、被災地のニーズに耳を傾け、個人として館として、アクションを起こしてゆけたらと思っております。
4月中旬に募集を開始した東日本大震災復興支援「Arts Action 3331」では、短期間に多くのご応募をいただき、いよいよ本日4月29日(金)からメインギャラリーでの展示や活動紹介、ワークショップが本格的にスタートします。(観覧時間は12 :00-19:00、火曜休場)
現在開催中の企画につきましては、このページの右上にある、水色の「イベントスケジュール一覧」をクリックしてご覧下さい。
このあと、7月10日(日)のギャラリースペース開放期間終了まで、様々な企画が入替制で行われてゆきます。皆様のご来場、ならびにワークショップ等へのご参加を、心よりお待ちしております。
※利用企画も引き続き、募集しております。
活動紹介や情報共有の場として、ぜひ3331をご活用下さい。
→詳細はこちら http://action.3331.jp/000001.html
東日本大震災復興支援「Arts Action 3331」参加企画
被災地へ思いを運び、避難所をほんの少しだけ明るくする『はこび』
参加アーティスト募集
ものをはこぶ:はこび
美しい箱:はこび
箱の美術館:はこび
東北地方の避難所には、たくさんの救援物資が届いています。気分転換のための本やおもちゃもたくさん届いています。
一方で、その物資が、空けたままの無機質な段ボールの中に入れられ、雑然と置かれている状況を目にしました。
そこで、段ボール箱にアーティストが絵を描き、瓦礫撤去のボランティア作業に参加しつつ、
つくった箱を被災地へ直接届ける活動をスタートさせました。
今、遠くにいても、被災地のために"何かできることをしたい"と思っているアーティストを募集しています。
お持ち寄り頂いた画材で、段ボールに絵を描き、被災地に思いを届けませんか?
その絵は避難所で避難生活を送る被災者の気持ちをほんの少しだけ明るくすることでしょう。
参加してくださる方は、下記の日程で、都合のいい日時に3331 へお集りください。
日程:2011年4月29日(金)~5月30日(月)12:00-19:00 火曜休場
場所:3331 Arts Chiyoda / 1F メインギャラリー
持ち物:画材(アクリルガッシュ等、手や服につかない素材が望ましいです)
※段ボール箱は3331より提供致します。
※会期を延長しました。(5/9時点)
参考まで)
ある被災者の方は「パステル調の明るい色」「ふわふわしたやわらかい質感」が心を落ち着かせてくれたそうです。
「はこび」は、群馬県前橋市在住のアーティスト中島佑太が、宮城県塩竈市のビルドフルーガスと連携しスタートさせました。既に避難所にも届けられており、その様子をブログで公開しています。
http://houseof.exblog.jp/13416219/
東日本大震災復興支援「Arts Action 3331」参加企画
「群れが生きのびている、私を抱えて、離れて。」
日程:2011年05月14日(土)〜05月15日(日)
時間:14日(土):14:00 - 15:30/18:30 - 20:00
15日(日):14:00 - 15:30/18:30 - 20:00
※両日とも夜の終演後にアフタートークあり。
※夜の回は当初予告の時間から30分遅くなりました。
※14日の14時からの公演が追加されました。
定員:各回60名
会場:1F メインギャラリー
料金:2,000円(50%を東日本大震災への義捐金として寄付します。)
要予約:こちらをクリックしてお手続き下さい。
Direction by EPE < 池上高志×大谷能生×河村美雪 >
池上高志による古い記憶が新しい記憶と交わって変容してゆくサウンドシステムSound Swarm×河村美雪のインタビュー×大谷能生の言葉、身体、音の即興セッション。無意識にしか知覚しきれていない、世界にあふれる大量の情報と個人の記憶や異和感の相関を探索する。それは、未来へ開かれるだろう「視聴覚による新しい時間のイメージ」でもある。
出演:大谷能生、河村美雪、Sound Swarm
Sound Swarm Direction by 池上高志
Programming 大海悠太、松本昭彦、丸山典宏
音響 半澤公一(innovation)
制作 渡辺タケシ(ふつうの人新聞)
協力:大海研究室(東京工芸大学)、ペンと点(東京造形大学)、FOSTEX COMPANY
主催:池上研究室(東京大学)× CS-Lab(東京造形大学)
池上高志(Takashi Ikegami)
複雑系研究者。理学博士。東京大学大学院総合文化研究科、広域科学専攻、(広域システム科学系)教授。 コンピュータのシミュレーションや化学実験などによる構成論的なアプローチから「生命とはなにか」を問い続け、 新たな生命理論の構築を目指す。著書に『動きが生命をつくる―生命と意識への構成論的アプローチ』、共著に『複雑系の進化的シナリオ』『東京大学公開講座 ゲーム』ほか。
大谷能生(Yoshio Otani)
批評家、音楽家。96年、音楽批評誌「Espresso」を立ち上げ、02年まで編集、執筆。日本のインディペンデントな音楽シーンに実践と批評の両面から深く関わる。著書に『持ってゆく歌、置いてゆく歌 不良たちの文学と音楽』(エスクァイアマガジンジャパン)、『散文世界の散漫な散策 二〇世紀の批評を読む』(メディア総合研究所)がある。菊地成孔とのコンビによる講義録は本書のほかに『憂鬱と官能を教えた学校 【バークリー・メソッド】によって俯瞰される20世紀商業音楽史』(河出書房新社)、『東京大学のアルバート・アイラー 東大ジャズ講義録』(全2巻、文春文庫)、『M/D マイルス・デューイ・デイヴィスIII世研究』(エスクァイアマガジンジャパン)がある。
河村美雪 (Miyuki Kawamura)
Artist。2000年以降、映像、ハプニング、インスタレーション、パフォーマンス、コラージュ、インタビュー作 品を発表。2006年にアートパフォーマンスカンパニー「Co.うつくしい雪」を設立し、舞台芸術にも進出。 以後、言葉、動 き、記憶、時間、空間を扱い、イマ・ココ で作り替えられ続けている外側と心の相互作用を通して「世界の見え方が変わる瞬間」を作る。
プレスリリースはこちら(1.8MB, PDF)
epe2011_press.pdf
追記:
チケット収益の一部(合計10万円)を、3331設置の募金箱へ義援金として寄付致しました。
問い合わせ先:EPE
leiruharant@gmail.com
http://leiruharantvideo.blogspot.com/
東日本大震災復興支援「Arts Action 3331」参加企画
「ZENKON湯」プロジェクト
日程:2011年04月23日(土)〜05月末日
会場:1F ウッドデッキ上
KOSHIKI工房では、東日本大震災の救援プロジェクトとして、「ZENKON湯」を届けるプロジェクトを現在展開中です。
3331では、実際の「ZENKON湯」をウッドデッキ上に設置しています。
【ZENKON:善根】
仏教用語で、善の根っこのような、小さく細い善を重ねる事で、太い大木のような善が出来るという考え方です。四国では、88カ所霊場のお遍路さんに、お接待をすることを、善根と言います。お接待の宿のことを、善根宿ともいいます。
瀬戸内国際芸術祭の、港のカフェZENKONもここからきています。
問い合わせ先:
〒763-0073 香川県丸亀市柞原町字上所306番2
株式会社齊藤正轂工房事務所内
東日本大震災支援プロジェクト事務局
Tel&Fax 0877-22-1592
E-mail ZENKONakama@gmail.com
東日本大震災復興支援「Arts Action 3331」参加企画
旭能 司「思い Omoi」
日程:2011年04月29日(金)~05月15日(日)火曜休場
時間:12:00-19:00
料金:無料
会場:1F メインギャラリー
今回、正直この作品を制作にあたりすごく悩みました。この表現のしかたはいいんだろうかと。
しかし再生を願う想いと自分に出来る表現として、友人の勧めもあり制作しました。写真は実際被災した、石巻市門脇地区の方から頂ました。
作家略歴:
旭能 司 Tsukasa Asano
1974.03.08 宮城県生まれ
問い合わせ先:
メール art@asano-tsukasa.com
ホームページ http://www.asano-tsukasa.com
東日本大震災復興支援「Arts Action 3331」参加企画
小山幸彦「原発を見た」
日程:2011年04月29日(金)〜05月15日(日)火曜休場
時間:12:00-19:00
料金:無料
会場:1F メインギャラリー
ある日見かけた風景。 なぜかずっと気になっていて...。
のちに「原子力発電所」のある地域だと知りました。
その独特な空気感をただ漠然と撮り始めたのがこの作品です。
原発の写真と言っても、原発を含む遠景や、まだ何もない予定地などを中心に撮影をしている為、説明がないと原発の写真と気づかない作品も多いとおもいます。
本州と四国にある原発を全て巡り、今後の動向が気になる「福島第一」の写真も、大震災を前に撮影しています。
特に劇的な光があるというわけでもなく、淡々と切りとった作品群。
それらは僕が「原発を見た」風景です。
東日本大震災復興支援「Arts Action 3331」参加企画
「東京の人へ、東北報告会」
日程:2011年04月25日(月)
時間:19:00-21:00
料金:無料
会場:1F メインギャラリー
報告者:小森はるか、瀬尾なつみ
ゲスト:遠藤一郎
3月30日から4月9日まで小森はるか、瀬尾なつみの2人で東北へ向かいボランティアをしながら各地をまわっていました。
様々な問題が次々に飛び込んできて、それをただただ実感したというのが私たちの今の状態であります。
3月11日以降、身動きのとれなくなった人たちも、何かしたいという衝動にかられて行動した人も、じっと考え続けている人もいます。
そういう人たちへ、まず足を運んだ私たちから伝えるべきことがあると思っています。
同じく東北でボランティアをしているアーティストの遠藤一郎さんをゲストにお迎えし、
答えや結果を求めるのではなく、決して目を背けることはできないということを報告会として伝えることができたらと思っています。
小森はるか
東京芸術大学大学院美術研究科先端芸術表現専攻在学中。静岡県生まれ。
映画、映像作品を制作しています。
被写体との向き合い方やプロセスから生まれる映像について考えています。
瀬尾なつみ
東京芸術大学大学院美術研究科絵画専攻在学中。東京都生まれ。
主に絵を描いています。
いつか見た景色をいま見るには、ということを考えながら制作してきました。
遠藤一郎
未来美術家。静岡県生まれ。
活動はミュージシャン、DJ、デザイナー(多摩川カジュアル)、絵画、映像など 多岐に渡る。
出会った人の夢を乗せて走る「未来へ号」で車上生活をしながら全国各地をまわり、「GO FOR FUTURE」のメッセージを発信し続ける。
<問い合わせ先>
komori.seo@gmail.com
080-6972-8989(代表)
ブログ:http://genjouhoukokuno2.blogspot.com/
日程:2011年04月23日(土)
時間:19:00-21:00
料金:無料
会場:1F コミュニティスペース
報告者:中村政人(3331統括ディレクター)
「"いま、わたしになにができるのか?"ではなく、いま目の前にあるドロを掻きだせ。」
これは、中村が被災地・陸前高田で現地の消防団の方にもらった言葉です。
被災地に向かう「前」と向かった「後」。
価値観がどのように変わり、復興に対して人はどのように考えが及ぶのか。
既に被災地に赴いた方、ボランティア活動に参加された方、これから被災地に行こうと考えていた方。これからどのように関わりを持ち、向かい合っていく事が出来るのか。
4月8日を皮切りに、3331統括ディレクター中村政人が、東日本大震災の被災地をまわり、その眼で被害状況を見てきました。今回は、撮影してきた写真と共に、テレビでも雑誌でもラジオでもない情報を、ここで緊急報告いたします。
中村がまわった被災地は次の通りです。
2011年4月8日~11日
福島県いわき市・宮城県女川町・石巻市・東松島市・塩竃市・仙台市
2011年4月16日~18日
岩手県陸前高田市・宮城県気仙沼市
<これから始まる3331復興支援プログラム>
●東日本大震災復興支援「Arts Action 3331」
東日本大震災を機に立ち上がった様々なアートアクションへ、1階メインギャラリーを期間限定ではございますが無料開放致します。開放期間:4月20日~7月10日
http://www.3331.jp/schedule/000926.html