「ぬけあい」2010年 粘土、キャンバス、土絵の具、昇華インク
東日本大震災復興支援「Arts Action 3331」参加企画
藤城 光「ぬけあい」
日程:2011年04月29日(金)〜05月30日(月)火曜休場
時間:12:00-19:00
料金:無料
会場:1F メインギャラリー
私たちが見えなくしてしまったもの、
実際に触れることのできないものや既に失われてしまったもの、そういったものと、
過去と未来、現実と非現実、存在と不在の境界をぬけ、であい、
そして、動き始める。
※下地や描く素材に"土"を用いたこれらの作品は、時とともに崩れ朽ち、やがて、今存在する姿を失っていきます。
その存在を失ってもなお残る何か、包括している大きな巡り、姿を変えながら時を越えて来る事も去る事も無くここにあり、新たな巡りへ続く力を生み出す。
その土に育まれ、還ってゆく私たちもまた土の一部でもあります。
今、変化していく風景を見ながら私は、包括する世界と生きていることを想います。
<追加情報>
PRAY for a future + LIFE is coming back
PRAY+ LIFE(PRAY for a future + LIFE is coming back)=「私たちは未来をつくる力を持っている」というコンセプトのもと、被災復興における放射能問題を中心に扱い、情報や場を提供するWEBサイトを作成。
URL: http://praylife.net/(7/1サイトオープン予定)
その日の状況を自分の価値観で判断でき、それぞれが抱えている気持ちを少しでも楽にし、放射能との生活を少しでも安心していくための信頼できる情報を提示すると共に、新しい視点や、新しい価値観を持つ必要性を感じます。
この閉塞感の中、発想力やアートやデザインには切り開く力があると私は信じます。
Arts Action 3331では、4月から5月にかけて行われたいわき市民へのインタビューをまとめたペーパー(11名分)の配布を開始しました。
ぜひ、お手に取ってみてください。
主催/お問い合わせ:藤城 光(ふじしろ・ひかり)
ペインティング・アーティスト。福島県いわき市在住。
http://www.star-fish.jp/