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4月29日(金)より開催:村山修二郎「green line project −アート二デキルコト−」

2011年6月21日 15:00 / CATEGORY:終了したイベント

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東日本大震災復興支援「Arts Action 3331」参加企画
村山修二郎「green line project −アート二デキルコト−」

日程:2011年04月29日(金)〜07月10日(日)火曜休場
時間:12:00-19:00
料金:無料
会場:1F メインギャラリー

水である津波により「地」をはぎ取られ、みずみずしい植物も消えてしまった。
しかし自然は美しく強い。被災地に一つの芽が出て、点からそれがつらなり線になり、総てがつながりやがて植物が地を覆い再生する。新たな景を生む。
今回は、そんな被災地の「地」に思いを馳せ、村山が新たに生み出した絵画手法「緑画」を用い壁に、関東東北の海から平地そして山から空の景を創造して描きます。緑画とは、生の植物を直接手で擦り付けて絵を描く手法である。会期の前半から、定期的に描き続け風景が変化し、実際に緑が増えて行く様を見立てる。最終的には、壁一面の景が緑で覆い尽くすものになる。今この時期だからこそ、根源的な世界を、植物の可能性から、強さ、美しさそして身近な自然のもつ隠れた世界を表出させたいと思います。
この他に、「緑のカード」を差し上げ義援金の募金を行います。また、green line project として行う被災地とをつなぐ、別企画の活動予定や報告の展示も同時に開催いたします。

作家経歴:1969年東京都生まれ。 東京芸術大学大学院美術研究科壁画博士後期課程在。「アートと植生と人と地域」との関わりとつながりの、歴史性根源性を素にした制作発表と、様々な企画・プロジェクトであるコミュニテイーアートなどで展開している。 最近は、生の植物を手で擦りつけて絵を描く、あらたな絵画手法『緑画』(りょくが)を考案し、意欲的に活動している。

※被災地をまわった際の活動報告ブログをアップしました。
http://plantart.exblog.jp


<追加情報>
2011年6月29日(水)〜7月10日(日)
詩× 緑画  出会うこと 想像すること
管啓次郎/村山修二郎

◎公開制作1:7月1日(金)15:00-17:30頃
村山修二郎の「緑画」へ、詩人・管啓次郎が「詩」を綴ります。途中、村山とのコラボも実施。

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[管啓次郎/7月1日の公開制作風景]

◎公開制作2:7月9日(土)14:00-15:00
村山修二郎による公開制作を行います。

比較文学者であり詩人・管啓次郎の「詩」と、美術家・村山修二郎の「緑画」によるコラボレーション作品を、東日本大震災復興支援「Arts Action 3331」の参加企画として、アーツ千代田 3331で展示いたします。
内容は、3 月11 日の震災以来日本人の私たちの生活の概念が大きく転換した。復興のかたちは、ゆるやかに各々がえがきはじめているが、今、人にとって目に見えるものだけではない「心」や「根源的」な在り方、生き方の本質が問われるのではないか。
今回の企画は、明治大学の教授でもある管氏の、3 月11日から思う言葉の「詩」の世界と、美術家の村山が被災地でわずかに自生する草花で描いた「緑画」の展示により、二つの世界が振幅し新たな景を生み出す。芸術文化からの可能性と共に、ささやかに人の心にふれ、気づきを誘発する。(村山)

◎管啓次郎(すが・けいじろう)比較文学者、詩人。
1958 年生まれ。明治大学大学院理工学研究 科新領域創造専攻ディジタルコンテンツ系教授。


問い合わせ先:plant_project07(at)yahoo.co.jp

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